立春(2月4日)を過ぎ、ご近所の梅の花が大分ほころび始めました。吾妻山の一面の菜の花畑も真っ盛りで、紺碧の相模湾に映えていることでしょう。俳句では、立春から立夏(5月5日)前日までを春として取り扱い表現します。
1.猫柳針先ほどに小さき花
2.猫柳花穂に潜む紅の色
(句の背景)
1.猫柳とは川べりに自生する柳の一種です。二月頃葉の出る前に、銀色の花穂をつけ、その艶のある毛は、まさに猫の毛を思わせてくれました。
2.その猫柳を見つめていたら、花の奥の方に紅い色が潜んでいるのが見えたものです。
by ポン子
春の俳句
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