海が見える街 大磯町石神台

夏の俳句 その3

梅雨の真っ只中で、新型コロナもあり気が滅入ります。夏の俳句その3です。

  1.鉄塔も町も染めたり梅雨夕焼
  2.子燕のこぼせし蜂の動きけり

– 俳句の背景 –
1. 梅雨の時に出る夕焼け(明日は晴れると予想されます)に、窓から見える空も少し赤く染まり 、鉄塔も町並みも浮き出るように、明るく光を浴びてほの赤く染まって見えた景色を詠んだものです。
うっとうしい梅雨時ですが、少し景色が華やいで見える大好きな風景です。
2. 燕は初夏から七月にかけて、二度産卵し、子育てします。それぞれ一番子、二番子と呼びます。(角川歳時記より)
巣を観察していると、子燕が蜂を食べそこなって通路にポトリと落としてしまい、それがまだ動いていました。燕が蜂を針ごとひと飲みにして大丈夫かなと心配になりました。
by  ポン子

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