海が見える街 大磯町石神台

膝痛を克服(2022年2月20日追記更新)

 年齢を重ねると、どうしても膝痛が出てくるようです。この膝痛をついに克服したので、経緯を報告します。参考になればと思います。

 退職した62歳のころと覚えています。プリンスホテルのゴルフコースで膝痛が出て同行の友に話すと、即座に「グルコサミンだよ」と返答がありました。これが永い膝痛との付き合いの始まりです。クリエイトでサプリメントの「グルコサミン&コンドロイチン」を仕入れ飲み始めました。1日4錠を朝昼晩の3回と書いてありましたが、いかにも多いので1日4錠で始めたところ、数日で効果が出始めました。

 しかし、効果は限定的で完全に膝痛からは解放されず、いつも違和感や時には痛みを感じながらの歩行になりました。朝の散歩でも歩き始めて10分くらいからの「ランナーズハイ」になると、まずまずなのですが、歩き始めは痛みが出ます。そこで歩き始めに効果があるというサプリに手を出しました。ネットで調べた「非変性Ⅱ型コラーゲン UC-Ⅱ」というサプリです。効果があるという先入観念なのか、効果があるように感じて使用していました。

 さらに、膝痛は進んでいて石神台の長い階段で、膝カックン状態になったのです。子供の頃いたずらで、友達に膝の後ろを押されて膝が折れたことがありましたが、下り階段の前に立つとその恐怖からか脳が自然と膝カックンさせるのです。数段おりると筋肉が対応してくれるのですが、大変危険です。これの対応をサプリに求めたのが良くなかったかもしれません。人生長ければいろいろ失敗はあるものです。

 次のサプリは必須アミノ酸の「ヒアルロン酸」でした。効果があったのか無かったのか分からないままに、3種のサプリを数年は続けたのではないかと思います。家の階段でも手摺につかまりながらの、片足づつの下りです。

 時の経過は早く62歳の膝痛発症から10数年が経過していました。そんななか、別なトラブルから東海大病院にいった時、腎臓数値が悪化していたのです。先生と話し合っていた時、サプリや鎮痛剤、抗生物質の多用は腎臓を悪くする旨を聞き、ハタと腎臓悪化の原因がサプリと思い至りました。そこで、効果のあったグルコサミンを最低限飲むことにとどめ、他のサプリを完全停止しました。それのみでは膝痛は解消しないので、運動での解消を行うことにしたのです。

 庭に手作りで作った階段を、6.5kgほどの砂袋を片手に持ち、手すりを伝って上り下りする運動です。1日に2回50段ほどを上下することにしました。これの効果は1週間ほどで実感するように現れました。膝の筋肉が重さの追加で鍛えられたのです。膝カックンが無くなり自信をもって下ることができるようになりました。半年ほどで歩行の痛みも無くなりました。少し前のNHKの「ためしてガッテン」でも、階段はゆっくり降りることで膝が鍛えられると報告していました。経験と合わせ納得できる実験報告でした。今では最小限のグルコサミンも不要になりました。

 結論的には、膝痛もサプリのみに頼らず、日常よりわずかに負荷を加えた運動が克服の道と分かったことです。庭で行うスクワットも2~4kgのダンベルで行ったり、ロコモ体操の片足立ちなど工夫して運動されることをお勧めします。「筋肉は再生する」この一言を信じて頑張りましょう。

 最近、朝の散歩で挨拶するようになった方がいます。肺を手術されて一部を除去し、そこに水がたまるといけないので、医者の勧めで散歩を始めたと話されていました。まだ始めて10日もたたないと思われますが、始めは杖をついていて、石神台のこの坂を登るのが大変だと話されていました。トンネルの下り坂は恐怖だとも言っておられたのですが、わずかな間に杖が無くなり、表情も元気になり嬉しく思っています。最近は2リットルのペットボトルを利用し、筋肉トレーニングをされていると聞きました。

その後も日増しによくなった様子で、その時は石神台内から散歩経路を変えて、二宮を経て城山公園周りの2時間コースだと話されていました。

その後の情報では、平坦コースではだめで石神台の坂のように負荷がかかるコースでなければ駄目だと話されていました。私の考えと一致し嬉しく思いました。

追記(2021年12月19日)

少し負荷を加えた、階段の上り下りなどで筋肉を鍛えるところまでの報告をしましたが、膝がしらの違和感の発生に、歩き方の問題があることが見えてきました。歩くときに膝が内側に倒れることで膝がしらの皿に負担がかかっているようです。足を開いたり、閉じたりしないで真っすぐ前に出し、膝も内・外に倒れない歩き方に注意してみました。効果はあり違和感も無くなりましたので報告します。

追記(2022年2月20日)

砂袋をもって階段を毎日、上り下りする運動を先に案内しましたが、その登り下りの方法を改善したので案内します。家の階段でも利用可能です。ペットボトルに水を入れ、手すりにつかまりながら、一歩ずつ登るのですがボトルを持った手の反対側の足を軸足にして交互ではなく、1段ずつ同じ軸足で登る方法、下る方法を取ります。この方法は軸足にかかるストレスの時間が長くなるため、効果は大きくなります。午前午後の2回行います。効果は大きく数日で現れるでしょう。

 

 

 

 

 

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