プッチーニ作曲の歌劇トスカをローマで撮影した映画を見に行きました。
劇場で行なわれるのと違い臨場感あふれる内容で、　　
歌手もカバイブｱンスカヤ、ドミンゴなど一流の歌い手で聴きごたえがありました。
内容は1800年王政派が支配するローマでナポレオン共和派との間で起こった事件に基づいています。
囚われていた共和派の囚人が脱獄し教会にいた主人公の画家に助けを求め画家は承知します。
そこに画家の恋人の歌姫トスカが現れ、協力して囚人をかくまいます。
王政派の警視総監が画家を逮捕し拷問にかけますが、画家は知らないと言い張ります。
さらに激しい拷問をして、一緒にいた歌姫に居場所の白状と肉体関係を強要します。
恋人が発する拷問の苦痛の叫びに歌姫は耐えきれず居場所を教えます。
更に体に迫ってきたとき歌姫は近くにあったナイフで警視総監を刺し殺します。
そして最後は画家は処刑され、歌姫は崖の下に飛び降り自殺します。
これで終焉です。
歌や演技は堪能しましたが悪者が勝ち、おとがめなしの筋書きは違和感を感じました。
同じような事は日本でもありますがあからさまには驚きです。
本映画のDVDを入手しましたのでご希望の方にはお貸ししますので、お申し込みください
電話番号 090-5753-4725 塚本宛