昨年末のある日の夕食の慌てふためいた騒動が、今では笑い話となって家族から笑われているところです。
いつもの夕食の最中、テレビ画面に気を取られたのか、大きめのコンニャクを噛み損ねて、舌の表面ほぼ中央部を歯で噛み痛めて出血してしまいました。さほど痛みは無かったのですが、異常に気付き洗面台の鏡で、口中が血だらけなのを見て多少気が動転してしまい、以下の狂騒曲となってしまいました。
同じような経験をされるヘマな方はおられないと思いますが、万が一ということもありますので、一つの経験談としてお笑い下さい。

先ずは出血に驚いて、夜7時近くでしたので、東海大大磯病院に電話したら｢30分ぐらいで血が止まると思うが、止まらなかっら東海大伊勢原病院(口腔外科)(0463-93-1211)に電話して下さい｣とのことでした。伊勢原病院まで遠くて大変なので諦めて、平塚共済病院に電話しましたところ、今日の夜間の当番医は外科医でないのでダメでした。その代わり、平塚市の夜間休日急患診療所(平塚市東豊田448-3、0463-55-2145)を教えてくれました。
早速電話で治療の予約(7時半過ぎ)をし、救急車は遠慮して、タクシーで駆けつけました。神奈中タクシーは、平塚市街を避けて相模原大磯線63号道路で行きました。
この診療所は、以前平塚市内にあったと記憶して居ますが、真新しい立派な大型施設で、7つの診療ブースがあり、内科、小児科、外科などほとんど揃っていて、しかも診療スペース、待合スペースなど広々と設計されており、大規模災害時に役立ちそうです。
到着する頃には、出血は止まっていましたが、受け付けで手続き後、7ブース目の外科で専門医に早速見て貰いました。先ずはうがいをするよう指示されましたが、処置するほどのことはなく、4、5日で治りますので、辛い物や熱い物は避け、歯磨きチューブも使用せず普通に過ごせば良いとのことでした。
これでようやく気持ちも落ち着きました。
帰りは、神奈中タクシーで平塚市内から国道1号で帰って来ました。
しかし、翌日になり果たして本当に大丈夫なのか心配になり、東海大大磯病院口腔外科に予約を入れたり(結局キャンセルしましたが)、急に思いついて、歯科口腔外科も兼ねている大磯駅近くの青い鳥歯科クリニックに電話をしました。昼休み中だったので応答はありませんでしたが、午後の診療前に着信履歴を見られた郷土先生から直接電話をいただき、こちらの経緯、状況と症状を聞き取った上で、｢全く心配無いから、辛い物など食べないようにして普通にやれば治ります。1週間たっても治らない場合は、来て下さい。｣と言われて安堵し、大変気持ちが楽になりました。
6日目には、全快しました。人間の自然治癒力に、認識を新たにしました。
以上あわて者の行状記でしたが、高齢者の皆さんも同じことが起こらないとも限りませんので参考になさって下さい。
我が家では以後、テレビを見ながらの食事は禁止になりました！

by籟山