パソコンの選び方と買い替え時期(その2)です。
■HDDとSSD
一昔前までSSDは高価で容量も小さいものしかありませんでした。しかし、現時点でHDD搭載のパソコンは、ほぼ見かけなくなりました。理由は「HDDは遅い」からです。そもそもWinodows10やWinodows11はHDDを想定していません。もし、いま使っているパソコンがHDDなら、2025年10月まで待つまでもなく買い替え時期です。
HDDはHard Disk Driveの略で、磁性体を塗布した円盤(disk)が7200rpmといった高速で回転している機械的な構造をしています。そのため衝撃に弱く、重いため持ち運びには向いていません。SSDはSolid State Driveの略で、中身はUSBメモリと同じ半導体素子です。速いことが特徴ですが、価格はやや高めです。
そこで、内蔵ストレージはSSDでも外付けストレージとしてHDDを接続して、写真が動画などを外付けHDDに保存するという使い方が一般的です。こうすると、SSDは小容量でも、書き込み回数を減らせるので長持ちさせることができます。
■ノートパソコンとデスクトップ
現在はノートパソコンが主流です。デスクトップを選択する人は、高性能がほしい人とかAIの利用者です。藤井聡太さんのように、百万円近くする高性能CPUを購入して自作する人もいます。通常のCPU単体の価格は2万円前後です。
ノートパソコンも画面が大きいものと、軽くてコンパクトなモバイル用があります。学生の場合は、いつも持ち運ぶので軽くてコンパクトなほうが便利です。ただし、不思議に思うかも知れませんが、軽くて小さいほど高価です。使っている部品や材質が高価なためです。
家の中で使うのであれば、重くても画面が大きいほうが安く購入できます。画面の大きさと重さを確認しておくとよいでしょう。
(つづく)
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by 清兼