書籍タイトル「考古遺跡が明かす神武東征」
大磯町国府のシンボル「鷹取山」と同名の山を、全国に見つけたきっかけで、古代の歴史研究を進めてきました。これまで三冊の書籍を発行してきましたが、今回は電子書籍として、アマゾンのKindle版で発表しました。次の書籍タイトルをクリックすると表示されます。

神武東征は古事記・日本書紀が記す大和王権誕生の過程ですが、これまで創作とする意見と、実際にあった出来事とする意見に分かれていました。これを他の事実から検証することは大事な作業です。ところが、瀬戸内海を船で進んでいることから、伝承としては残っているが物的根拠がありませんでした。
そんな中、秦野の高取山と国府の鷹取山が対になっていて、しかも全国に18対もの高取山→鷹鳥山のベクトルを発見し、奈良より西が神武東征、東が日本武尊東征の進攻方向を表していることが分かりました。さらに、神武東征では各部隊の移動経路もそれぞれの同名山で記録されていることを見つけました。次の隊です。
・ 神武隊 権現山で記録 民衆を救う権現のような行動だったのか
・ 東征本隊 高尾山 ” 神の遣いである、鳥の尾の認識か。
・ 戦闘部隊 高城山 ” 戦って皆を守る城の立場の認識か。
・ 御魂運搬部隊 高倉山 ” 大事なものを守る倉の立場の認識か。
・ 補給部隊 高塚山 ” 東征の中で倒れたら、我々が塚に葬る認識か。
・ 豊受大神隊 稲荷山 ” この東征は、稲作による豊かな国造りの旗印。
書籍内容では、西日本の弥生後期の考古遺跡状況を、各部隊の移動経路から説明が可能かどうか検証しています。以前に石神台公民館で発表した内容と同じです。

アマゾンのアップ先から、300ページほどの研究結果をダウンロードすることができます。多くの人に読んでもらいたいので、ダウンロード費用は、手ごろな500円に設定しました。
こちらをクリックすると、直接ダウンロードできます。興味のある方はこちらからどうぞ。
表紙は、大山にしました。
