前回は上手なパスワードの作り方を紹介しました｡https://ishigamidai.com/石神台掲示板/#kimama

最後にパスワードが漏れていないかを調べるサイトを紹介します｡多くのサイトでは､メールアドレスをユーザーID(アカウント)として登録しています｡そのアカウントの漏洩有無を調べる方法です｡

●パスワード漏洩チェック「Have I Been Pwned?」の使い方
メールアドレスを入力すると過去に流出した個人情報や漏洩したサイトを表示してくれます。2024年5月現在､773の流出サイトや131億件以上の漏洩アカウントが蓄積されています｡

上記サイトにメールアドレスを入力します｡もし､漏れてしまっていたら､
Oh no — pwned!
Pwned in 1 data breach and found no pastes (subscribe to search sensitive breaches)
のようなメッセージが表示されます｡
この例では､Peatixというイベント･セミナー交流サイトから漏れたことがわかります｡
Peatix: In January 2019, the event organising platform Peatix suffered a data breach. The incident exposed 4.2M email addresses, names and salted password hashes.

もし漏れてしまっていたら､すぐにパスワードを変更してください｡上記の事件では､名前とパスワードだけでしたが､クレジット番号などが漏洩していれば再発行が必要です｡
今後もある確率で情報漏洩が発生するものと予想されます｡｢絶対安全｣はありません｡
ネット社会とうまくつきあっていきましょう｡
(つづく)

参考:日本経済新聞
最大677万件情報流出　オンラインイベント運営のPeatix　(2020年11月18日 12:24更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66359750Y0A111C2CE0000/

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by 清兼