海が見える街 大磯町石神台

出窓の台風対策

神奈中(神奈川中央交通)から販売された石神台のほとんどの住宅は、雨戸が設置されていて台風対策を特段に準備する必要がありません。私の家も神奈中

出窓の台風対策

からの購入だったのですが、1階の東南の角の出窓だけは取り付けが難しいのか雨戸がありませんでした。東面は1.1m高x2.1m幅、南面は1.1m高x1.6m幅、のガラス面で、網戸の0.5m幅を除くと、1.1x1.1mと1.1×1.6mの1枚ガラスが2面にあります。台風に対しては計算された強度のガラスが取り付けられていると思いますが、強風で飛んでくる小枝などが「ピシッ」と音を立てて当たると、ヒヤリとします。飛来するものまでは計算外と思われます。

そんなことから、DIYで防風板を次のように取り外し可能に準備したので、紹介します。同じ様な出窓がある方の参考になればと思います。写真1は防風板を取り付けた状態です。

取付け方法

アルミの窓枠を観察すると、上下に網戸用のレールが伸びていることから、このレールに網戸を嵌め込む要領で取り付ける、防風板を準備することにしました。 レールの凸に対し、防風板の上下に凹状の差込枠を準備すればよいことになります。いったん上に差し込んだ後、下を差し込むことになるので、上側の凹は深溝になります。

上部の網戸のレール

網戸のレール〈下部)

防風板

防風板はホームセンターで求めた杉材20mm厚x184mm幅の長尺から1186mmにカットし、木材用の防腐剤を塗布しました。製作した防風板は9枚です。

出窓の防風板
防風板の裏面
防風板下部の溝
防風板下部の溝
防風板上部の溝部
防風板上部の溝

サッシのレールの幅が1.6mmなので、取り付け後ガタガタしないよう1.6~1.7mm程度の溝幅ができれば最高です。ホームセンターでこれに近いサッシの平板を探し重ねることで溝を形成しました。画像の上部は、平板を重ねています。下部はZ状のサッシを利用しています。

上部は画像のように、防風板の端より溝板をやや低くしています。レールに嵌め込む際に、レールに防風板を当てながら挿入できるようにしています。

取り付け状況

出窓の防風板取付け状況
防風板の取り付け状況

画像は東南両面に防風板を取り付けた状況です。室内の明かりを考慮して防風板は少し離して取り付けています。

台風時の風向き予想に従って片面のみの防風板取り付けや、コーナー部のみは、両面取り付けなどを行っています。

 不要時は出窓の下に、棚を設置して保管しています。

一人で素早く簡単に取り付け、取り外しができ、風によるガタつきも全くないので重宝しています。台風時の安心程度が以前より全く変わりました。