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パソコンの選び方と買い替え時期(その3)

パソコンの選び方と買い替え時期(その3)です。

■WindowsとMac
個人で使う場合、どちらを選ぶかは好みです。Macはおしゃれですが値段は高めです。学生の場合は学校で決まっている場合が多いでしょう。かつてはデザイナーやイラストレーターはMacユーザーが多い傾向がありました。また、研究者もMacを好みます。両方、使うこともあります。会社によりますが、現時点ではまだWindowsが主流です。理由は、仕事用のアプリはWindowsが多いことと価格です。
WinodwsとMacのシェアは、かつて95%と5%程度であったものが、いまや70%と20%程度と近づいています。マイクロソフトのWindows事業も売上全体の20%程度まで下がってきています。つまり、マイクロソフトの主力製品はWindowsではなくなっています。なので、いつ事業から撤退してもおかしくありません。(これが最後のバージョンといっているのはそういう意味です。)
将来的にはWinodwsかMacかではなく、新しいパソコン(もうパソコンとは呼ばないかも知れません)が出てきて、もっと簡単で使いやすくなる日が近いかもしれません。

■セカンドディスプレイ(外付けモニター)
ノートパソコンは画面が小さいので、外付けのディスプレイをつなぐのが一般的です。オフィスでは、外付けを2台接続して本体は閉じておくといった使い方をしている人も珍しくありません。2画面あると、一方でWeb画面を見ながら、もう一方で編集したり、チャットをしたりといった使い方でできるので効率的です。使い慣れると手放せません。とくにモバイル用のコンパクトなノートパソコンを持っている人は自宅では必須です。他にもワイヤレスマウスとキーボードも必須アイテムです。手の大きさなどにあわせて使いやすいものを選ぶのがコツです。

■Wi-Fiの世代
最後にWi-Fiの世代について補足しておきます。2024年現在の最新はWi-Fi7です。まだ高価です。最新のパソコンは、Wi-Fi6Eに対応しています。少し前はWi-Fi6でした。6と6Eの違いは、6GHz帯が使えるかどうかです。6GHz帯が使えるWi-Fi6Eは混信も少なく高速通信が可能です。道路に例えると2.4GHz帯は生活道路、5GHz帯は3車線の高速道路(ただし、レーダーが近くにあると車線規制発生)、6GHz帯は4車線の高速道路ぐらいの違いがあります。パソコンを買い替えたときには、Wi-Fiルーターの更新もあわせて検討してください。

参考: Wi-Fi 6E とは?

Wi-Fi7 (802.11be) 理論最大46Gbps 2.4/5/6GHz帯 
Wi-Fi6E(802.11ax) 理論最大9.6Gbps 2.4/5/6GHz帯
Wi-Fi6 (802.11ax) 理論最大9.6Gbps 2.4/5GHz帯
Wi-Fi5 (802.11ac) 理論最大6.9Gbps 5GHz帯のみ(2.4GHzは802.11nを使用)
Wi-Fi4 (802.11n) 理論最大0.6Gbps 2.4/5GHz帯  

もし、お持ちのWi-FiがWi-Fi5 (802.11ac)よりも古い場合は買い替えをおすすめします。
(つづく)

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by 清兼

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