2024年6月26日~30日 北海道独り旅(1)
5日間の長旅(私にしては)でしたので、3回に分けて投稿したいと思います。
今回も、矢張りいつもの「大人の休日クラブ」の格安チケットで、梅雨のないと言われている北海道に「男独り旅」でした。
この2年半の間に何回目の北海道だろうか6回目? 7回目位だろうか?北海道の魅力一言では言えませんが、その広大さは内地にない、まるで外国に来たような気持に毎回なります。(余談になりますが、そう言えばその昔サラリーマン時代に北海道に転勤の話があった時に私は真面目に「転勤は良いですが、私は山が好き、スキーも好きですから多分遊んでしまいます」と言うと、上司は「それじゃダメだ!」と言われて転勤の話はなくなりましたが、今考えるとサラリーマンが転勤を断ったら駄目ですね。)しかしそのくらい北海道は私にとって魅力的なところです。
今回は新函館北斗までは新幹線で行きますが、その先はレンタカーで、鹿部町→足寄(あしょろ)町の芽登(めとう)温泉→網走→知床→札幌まで長距離ドライブをしてきました。北海道をレンタカーで走るのは2022年6月以来2回目ですが、北海道は広いのでまだまだこれからもレンタカーで走ろうと思っています。安心して走れるのはあと数年だと思っていますので。
一日目(26日)(二宮→東京→新函館北斗→大沼公園→鹿部温泉)
今回の旅の目的の一つは、長年の夢であった函館北斗の郊外にあり太平洋に面した鹿部町という所に住んでおられる高橋是さんの会うのが目的でした。高橋さんは石神台ガーディアンを立ち上げ、初代ガーディアンの代表で、石神台の自治会長もされたとても素晴らしい方で私は長年お会いするのを楽しみにしていましたが、コロナ禍で伸び伸びになっていました。
実は、えきネットで申し込みをして6月3日に切符を二宮駅に受け取りに行き、新函館北斗までの新幹線の座席指定を取ろうとしたら、私の希望の時間の指定席は、なんと全て満席でした。今回のようなことは2回目なのですが、私のような暇人で、旅行好きな人がなんと多いことか。仕方なくまたキャンセルが出るのを待つことにして、やっと出発の3日前に希望の指定券が取れてやれやれでした。
レンタカーの予約がまた大変でして、私が現在乗っている車はトヨタ直営のKINTOからのリース車なのですが、その証明をスマホ上でして行くと20%引きになるというので、これは大きいので何としても利用したくて、PCが得意でない私には苦戦の連続でした。PCの得意な方のアドヴァイスを聞きながら、やっと出発の2日前に手続きが出来ました。20%を獲得するのに大変な苦労をしました。
当日、二宮駅まではバスがあったのですが、送ってくれるとう方がいて、お言葉に甘えることにして、二宮駅に送って頂き、お陰で東京駅にはかなり早く着いて、コーヒー&パンなどを食べて、これもいつものルーティンのマンウォッチングをしていると、あっという間に出発時間になり、いよいよ「独り旅」の始まりです。新幹線は何本かありますが、この列車が最短の3時間57分で北海道についてしまいました。
新函館北斗からは、いよいよ苦労して獲得した20%Offのレンタカーでの長旅となります。鹿部町の高橋さんに会う前に、これもいつも札幌方面に向かう時に車窓から見ていた大沼国定公園に行きました。1度ゆっくりと見てみたいと思っていたので念願がかないました。大沼公園は思っていたよりも広く、沼というより湖のような感じで沼の中にいくつもの島が出来ていてその島々を石橋で通れるようになっていました。大沼はその昔、火山の噴火よって川がせき止められて出来た沼と聞きました。
大沼公園から鹿部町の高橋さんの家まではわずか15分ほどの距離でした。自宅は判りにくいからと高橋さんは近くまで迎えに来てくれました。高橋さんにお会いするのは何年ぶりでしょうか。高橋さんは何年か前に大病をされたようですが、今はすっかり癒えてお元気でした。ご自宅で美味しいコーヒーを頂きながら、奥様も一緒に大磯時代のガーディアンの昔話をしばらくした後、高橋さんが「美味しい寿司屋が近くにあるから行きましょう」と言われ、そこでも暫し昔話に花を咲かせました。「高橋さんの自宅付近では、熊の被害はありませんか?」とお聞きすると、この付近は熊の出没はないとのことでしたが、なんと翌日高橋さんから自宅付近で熊の出没が見られたとのことで、私にも十分注意するようラインメールが来ました。午後8時過ぎに奥様に車で宿まで送って頂き、旅の第一夜は鹿部温泉で疲れを癒しました。高橋さんの自宅近くにこんないい温泉があり、ラッキーでした。
二日目(27日)(鹿部温泉→夕張→帯広→足寄町の芽登温泉)
道内の地図を見ると芽登温泉まではかなり遠く、そうだ、昔財政破綻して若い市長さんになって再建した(?)夕張を見てみようと思い、急遽夕張に立ち寄ることに。昨日「もし夕張で夕張メロンを買うならここが安くて美味しいから」と、高橋さんの奥様から伺っていた果樹園に行き、お土産のメロンなどを買って、更にどうせなら、ここで昼食を食べようと食堂に入りました。こんな所が独り旅の気楽で良いところでしょうか。
夕張から帯広を通って、更に北へ2時間ほどで足寄(あしょろ)町の中の芽登温泉につきました。皆さん足寄町ってご存じですか?足寄町は、歌手の松山千春さんの故郷で、いつどこで熊に遭遇してもおかしくないような所でした。また数カ月前に某テレビ局の「こんな所にポツンと1軒家」という番組で放映されましたが、そんなに辺鄙なところではありませんでした。
大体、秘湯の湯の宿はどこもそれ程大きくなく、家族的な雰囲気がいいところです。ここの露天風呂は手前に男女別々な露天風呂があり、一番奥に混浴風呂があり、入り口は別々ですが中は一緒になっていて、ここまでは最近何処の混浴露天風呂も同じですが、変わっているのは男性は海水パンツ着用、女性はワンピースのような衣装をまとって入ります。いかにも今風な混浴露天風呂でした。因みに、私が入った時は誰もいませんでした。食事も当然なことで美味しい山の幸が豊富でした。
つづく
by テツ&ゴン
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続・私の独り旅日記3(1)
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私の独り旅日記
海が見える街 大磯町石神台