2024年11月25日~29日 東北地方独り旅(2)
東北地方独り旅第二弾です。
三日目(11月27日)(男鹿→大館→弘前→黒石→ランプの宿・青荷温泉)
前日の宿の御主人が男鹿駅まで用事があるからと言って車に便乗させて頂いた。こんな所が、独り旅の良いところか?おかげで一つ早い列車に乗れて、「そうだ!弘前に行く前に大館に寄ってみよう。」と。大館には秋田犬のルーツがある、と聞いていた。大館駅前に「秋田犬の故郷」なる会館があり、本物の秋田犬が見られるという。秋田犬で誰でもが思い出すのは、東京の渋谷駅前の待ち合わせのシンボル「忠犬ハチ公」の銅像でしょう。この「ハチ公」は、ここ大舘の生まれだと言う。また、何年か前にアイススケートの女子フィギァのロシアのザギトワ選手が優勝したご褒美に「秋田犬が欲しい」と言って贈られたのもこの大舘生まれの秋田犬だそうだ。ザギトワ選手と一緒に写った写真もあった。
私は昔柴犬を飼っていたが、柴犬と紀州犬で2種類での「日本犬保存会」という団体があり、秋田犬は秋田犬だけで「秋田犬保存会」があって正統な犬の保存をしているようだ。ここで思わぬ時間をとってしまったため、弘前行きの列車も乗り遅れ。次々に乗り継ぎが悪くなり、結果、青荷温泉に着くのは夜6時頃になってしまいますが「まあいいか!」という感じの気楽さです。



こうして次々に遅れて弘前から、今度は地方のローカル鉄道の弘南鉄道で黒石へ。途中の駅に「田んぼアート」という駅があり、さてはここに稲刈りの跡にあの芸術作品が見られるかな?と期待したが見当たらなかった。30分程で黒石駅に着いたが、ここでも次のバスまで1時間ほどあり、駅の観光館内所に行くと、お客がほとんどいないせいか?親切に黒石の中心部を説明してくれた。ここ黒石は「中町・こみせ通り」なる物産散策や酒蔵民芸工芸品店、そして美味しそうな店など沢山ありそうですが、ここでまた時間を過ごすと、今度こそ最後の送迎バスに間に合わなくなり、真っ暗な山道を15キロも歩くことになり、泣く泣くここは次回にしようと決めて、表通りだけ歩いて定期バスに間に合うようにして30分ほど先の虹の湖(ダム湖・道の駅)へ。そこからは最終の送迎バスで山奥のランプの宿、青荷温泉へ。正に秘境中の温泉、こんな所に何故温泉が?
夕食は7時からというので先ずは温泉へ。生憎露天風呂は修理中で入れなかったが、入れなくてよかったのかも知れません。こんな真っ暗な露天風呂に独りで入っていて熊が出てきたらどうなるか?《高齢者、青荷温泉露天風呂でクマに襲われる!》なんて翌日の新聞やテレビで言われたら大変なことになる。
離れにある温泉に入って旅の疲れを癒し、いざ夕食会場へ。この青荷泉は「ランプの宿」と別名が付いているように食堂も温泉も、もちろん部屋も全て電灯はなく、薄暗いランプだけ。電気は自家発電で厨房の中だけ。広い食堂は畳の部屋でお客は日本人の夫婦連れが3組、私、それに若いアメリカ人のカップル、そして若いアメリカ女性一人、全部で10人。10人全てが浴衣に丹前姿。何で日本人やアメリカ人と分かったかというと何気なく薄暗いランプの光の中で聞こえてくる会話から、分かった。
私は畳に座ると立ち上がれなくなるので、椅子を探していると隅の方に低い椅子があって、それを持って来て座ると、それを見ていたアメリカの男性も椅子を持って来て座り、私の方を見て親指を立ててにっこり。料理は全て和食、外国人はどう食べるのか?薄明りのランプの中で見ていると器用に箸を持ち、鍋物も、川魚も、煮物も、みそ汁も、ご飯も上手に食べていた。「郷に入っては郷に従え」か。私にはどれも美味しかった。
薄暗い部屋に戻って、さてテレビでも見ようかと思ったら、そうか、ここは電気がないからテレビもない。スマホでメールと思ったが圏外だった。仕方なく寝ることにして布団の中へ。外国人は畳の部屋で布団で寝たのだろうか? またメル友から、「昨日はlineが来なかったが、どうかしましたか?」とメールが来ているだろうな!と思ったが、圏外だから仕方ない。久しぶりに早く寝たために早く目が覚めてしまい、窓を開けると冷たい風が入ってきて、なんと雪まで吹き込んできた。まだ11月なのに山はもう雪か?これには2度ビックリ。寒くなったのでまた温泉へ。日常では味わえない貴重な体験をしてしまいました。
四日目(11月28日)(青荷温泉→黒石→弘前→新青森→盛岡)
朝、再び弘前に戻り、弘前ではやはり、また、弘前城址に行きたくなった。前回来た時もコロナ禍前の1月の雪の中の弘前城だった。広い城内をゆっくり散策しながら、弘前城址の桜はあまりにも有名ですが私は桜の頃の弘前城、いつ見られるのか?と自問自答。城の会館では、DVDで弘前城址の四季を上映していて、これもまたAIの技術か、広い両側の窓は薄いスクリーンの様になっていて映像はとてもきれいだったので、これでもう桜の季節に来なくていいか!と自分に言い聞かせました。
弘前は「ねぶた祭」が青森と共に有名で、どちらが「ねぶた」どちらかが「ねぷた」というらしいが、ネットで見ても分かると思いますが、それはまた物知りEさんに聞いてみよう。また前回、去年8月に行った青森県の五所川原の立佞武多(たちねぶた)も非常に有名でした。
今日は盛岡までだから、少しゆっくり出来て弘前から新青森に行き、ここから新幹線で岩手県の盛岡へ。盛岡には何回も来ていて、ここに来たら角館で有名な比内鶏料理を食べたいと思い、駅ビルの食堂街で美味しい比内鶏料理を食べた。


五日目(11月29日)(盛岡→上野→大磯→石神台の自宅)
もう今回の旅行も最後の日となってしまいました。盛岡にはこの3年で何度も来ているので、「さて、今度はどこへ行こうか?」駅の中に観光案内所に行き、どこか私のまだ行っていない良いところはどこか?聞いたところ、「もりおか啄木・賢治青春館」があるという。何年か前に別々の記念館に行ったことがあるが、両方の作家が1度で見られるのはラッキーと。そこへの行き方を聞くと、盛岡市内を走る「でんでんむし」というバスがあり、どこで乗り降りしても1回130円で、3回以上乗るなら1日パス350円と言われて、その「でんでんむし」なる市内観光バスに乗って行ってみた。
大磯も観光で売るならこの位のことをやったらどうか?と思うのは私だけだろうか?
行ってみると、何ともレトロな建物で、それもそのはず、明治43年竣工の旧第九十銀行を保存目的で「もりおか啄木・賢治青春館」となったのだそうです。石川啄木と宮沢賢治という岩手県が生んだ二人の作家の幼少時代をゆっくり見学して、建物の中にある、これもレトロな喫茶店で美味しいコーヒーを飲みながら、二人の作家の幼少時代に思いを馳せながら優雅なひと時を過ごしました
そして、お昼の時間になり急に思い出したのです。前出の昔の仕事仲間の物知りEさんが「盛岡に行ったら元祖冷麺の盛岡冷麺、食道園に行って下さい」と言われていたことを。幸いなことに青春館の割と近くだったので、少し寒かったのですが「でんでんむし」に乗らずに地図を頼りにその店に行きました。冬に冷麺か!と思いながらもEさんお勧めなので、暖房の効いた店内の元祖冷麺を食べました。特別に美味しい?とは思いませんでしたが、これが冷麺のオリジナルか!と思いながら食べたら不思議な気がしてきました。
ものの本によると、盛岡には三大麵なる麺があって「盛岡冷麺」「わんこそば」「盛岡じゃじゃ麺」があるとのことですが、私は「わんこそば」を食べたことがなく、次回はこの「わんこそば」にチャレンジしたいと、思った次第です。
盛岡駅に130円の観光バス「でんでんむし」で戻ると、また急に思い出したことがあり、「そうだ!今日は11月最後の石神台ガーディアンの夜間パトロールの日だ!」今から、東京に戻ると、運よく東京に早く戻れる新函館北斗からの新幹線「ハヤブサ」に乗れて夜8時からの巡回に間に合いました。何処に旅行に行っても、石神台ガーディアンのことを忘れないのはガーディアン20年の歴史だろうか?と変に感心している自分がいました。
こうして今回も様々な新しい発見と思い出を作りながら、今年最後の「独り旅」を終わりました。さて、来年はどんな「独り旅」に巡り合えるか?と早くも来年を思いながら、この下手な作文、ツイッターを終わります。
by テツ&ゴン
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続・私の独り旅日記5
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私の独り旅日記
海が見える街 大磯町石神台