海が見える街 大磯町石神台

夏の俳句 その4

ようやく梅雨明けとなりましたが、コロナウイルス対応で相変わらず温和しい生活の毎日です。
今回お届けするのは、ギリギリ夏の俳句(その4)です。
秋の俳句は、立秋(8月7日)より立冬(11月7日)までのおおむね新暦の8月、9月、10月です。(角川歳時記より)

  1.コーヒーもて染めし日傘を差しにけり
  2.梅雨明けや鳶と眼が合ふビルの窓

– 俳句の背景 –
1. コーヒーもての「もて」は、文語で「で」の意味です。独身時代の日傘が古くなったので、淹れたコーヒーで染め、その傘を差して小田原に外出しました。とても素敵な色と柄に仕上がり、我ながら皆さんに自慢したい一品となりました。
2. 梅雨がようやく明けて、平塚のラスカ5階のレストラン街に食事に行った時のことです。お気に入りのカフェで、窓から外の景色を見ながら食事をしていたら鳶(トンビ)が目の前に飛んで来て、バッチリ眼が合い、挨拶をしていったような雰囲気でした。大感激です。それ以来鳶に会うのが楽しみです。
by  ポン子

過去の俳句をご覧になりたい方はこちらから↓

オープンギャラリー:ポン子さんの俳句 (20.8.4更新)