海が見える街 大磯町石神台

春の俳句

緊急事態宣言の継続で、相変わらず大人しい生活を送っていますが、2月2日は節分で、”コロナは外、福は内と”豆撒きをしました。翌日3日は立春で、暦の上では春になりました。季節は確実に進んでいます。2日には、六所神社近くのお宅の庭先で、梅が見たところ2-3分咲きになっていました。
次の春の俳句で気分転換になれば幸いです。

1.忘れゐし球根の芽の伸びてをり
2.春めくや花壇の幅を広げたる
3.野路子来る庭の仕事の控へめに

– 俳句の背景 –
1.用具箱にしまいこんで忘れていた(文語:忘れゐし)、球根の芽が伸びていました。駄目で元々と植えたみたら、立派な花を咲かせて目を楽しませてくれる、オキザリスの一種でした。葉は紫色、花はピンク色の立派な鉢となり久しいです。
2.寒さが少しは緩み、いかにも春らしく感じられて来たので、花壇の幅を広げました。さて、これから何を植えようか?
3.野路子(のじこ)は、ホオジロ科の仲間で、全体にグリーンがかっています。冬は南に去りますが、一部は日本南部に残るものもあり、鈴を振るような美声で鳴くと言われていますが、まだ聞けていません。
(朝日新聞”けさの鳥”より)
我が家の庭に、ごみ処理機の残渣、残り滓を撒いていたら現れました。それも、つがいで来たのでびっくりしました。段ボールを立ててそっと見てカメラに収めました。庭仕事も控え目にしました。
なお、ホオジロは、スズメ目ホオジロ科の鳥で雀より少し大きいです。体は全体に赤色、目の上下に二筋の白斑が名前の由来です。
by  ポン子

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