海が見える街 大磯町石神台

春の俳句 その2

いつの間にか、大磯運動公園や中井中央公園の河津桜、おかめ桜などが見頃になり、すっかり春めいて来ました。
ワクチン接種が行き渡るまでの、多分年内は気が抜けそうにありませんね。
春の俳句で、多少気分転換になればと思います。

1.胴噴きをはじめに開く桜かな
2.千鳥ヶ淵ボートに触るる花筏
3.花吹雪夫と二人のバトミントン

– 俳句の背景 –

1.二宮町のビッグからセーユーにかけての、西側を流れる葛川沿いの桜並木を、毎年花見に行って気がつきました。今年の開花はもう直きですが、木の枝などの幹でなく、主幹の胴に直接蕾を付けて、最初に咲き始めるのに気がつきました。
2.桜の季節に、一度乗りたかった千鳥ヶ淵のボートに乗って漕いで、桜吹雪を眺め楽しみました。その時気がつくと、ボートの回りの水面にまるで筏(いかだ)のように花びらが寄って来たので、ボートに触れている水面の花筏に、そっと手を触れてみた時のことです。
3.東公園の桜が、花吹雪のように桜の花びらがが散っている中で、夫(つま)と二人でバトミントンをした時のことです。
花吹雪(はなふぶき)は、桜の花びらが風に乗って散るさまを吹雪に例えたものです。(角川歳時記より)
尚、春の季節は、歳時記の上では、立春(2月3日)より立夏(5月5日)の前日までです。新暦の2月、3月、4月です。

by  ポン子

過去の俳句をご覧になりたい方はこちらから↓

オープンギャラリー:ポン子さんの俳句 (21.3.4更新)