海が見える街 大磯町石神台

春の俳句 その1

先日は、冬と新年の俳句の、1、「凍て雲」の俳句について素晴らしい鑑賞コメントをUmimieさんにいただき、大変ありがとうございました。
改めて、コメントをプリントして読ませていただきました。その表現分野が私には直ぐ分からなかったのですが、何回か読ませていただきようやく意図するところがつかめました。
今回は、毎年登る吾妻山の菜の花畑の光景を詠んだものです。

1、菜の花の先の入り海きらめけり
2、小さき鳥来て菜の花のたはみけり
 
– 俳句の背景 –
1、吾妻山の菜の花を見に行った時のことです。見事に広がった菜の花畑を目の前に、お昼のお弁当をいただきました。見える景色は360度パノラマで、東南方向は紺碧の相模湾、西方向は箱根連山と富士山、北方向は丹沢連峰で、それは素晴らしいものでした。
二宮駅側からなら、階段を30分登れば、少しきついですが、もう頂上というのもうれしいことです。西友側からも、雑木林の中の登り坂が、だらだら続きますが頂上に上がれます。
菜の花畑の先に見える紺碧の海が、キラキラしていました。
2、吾妻山に毎年登っていると、色々な景色に出会えます。小さな鳥が飛んで来て、菜の花に止まり、茎がたわんでいました。菜の花が本当に沢山植えてあって、2月頃まで見頃のようですが、その栽培の手間が大変だろうと頭が下がります。その脇に水仙が咲いているのも、楽しい風景です。
by  ポン子

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