海が見える街 大磯町石神台

不整脈との・・・

不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、病気に由来するものと、そうでない、生理的なものがあります。私の不整脈は病的なものではなく、神経的なものらしく長い付き合いになります。あまり参考にならないかもしれませんが、一例として報告します。

最初の不整脈は、30代後半の働き盛りに始まりました。職場の製品の生産システムの変更を企画し先頭に立って頑張っていたことによると思っています。脈がメチャクチャといった状況になり、医務室の看護婦さんが「いつ死んでもおかしくない。」と冗談を言っていたことを覚えています。24時間、心臓の電気信号を記録したり、超音波で断層診断したりを何度も行いましたが、数年間、良くなりませんでした。

それが突然、まったく正常に戻ったのです。その瞬間を覚えています。生産システムも軌道に乗り、休みには運動をしようと二宮の体育館に行くことにしました。たまたまあった「ローリングマシン」という運動具で、ベットの上に寝ころぶとローラが背中の背骨付近を上から下までぐりぐりと、ローラかけするのです。「うむむー」と体重がかかり強烈な反応です。この一瞬に脳から発信される電気信号が正常に戻ったのです。

読むところによると、心臓が止まらないよう脳からの信号が止まった場合、背骨からも電気信号を発信できるよう人体はそのようになっているとのことです。自律神経が背骨に関係するのはそんな意味もあるのかもしれません。脳と背骨から信号を出していたための不整脈だったのです。

2度目の不整脈は、不況による早期退職の募集に応募し、別な会社に勤め出したころです。60歳も近い、町の定期健康診断で見つかったのです。世の中が進歩したのか、この時は薬が処方され、しばらくして不整脈が無くなりました。死ぬまで薬を飲み続ける必要を、お医者さんも話されていたのですが1~2ヶ月ほどで、試しに薬をやめてみたところ正常のままだったのです。

不整脈もいろいろな方法で、治ることが分かります。不整脈で困っている方の参考になればと思い、アップしました。いずれにしても背骨を大事にする必要があるようです。 以上