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【がん情報】癌の内部に大量のバクテリア(細菌)を発見

がんについては随分進歩したと思われますが、それでも驚愕の情報です。乳がんやすい臓がんなど、多くのがんの内部にバクテリア(細菌)が確認された情報です。情報源は次のYouTubeです。

要約すると次のようです。

  • 結論 多くのがん患者のがんの内部にバクテリアが存在することがわかった。
  • 2020年 科学雑誌サイエンスで発表 がん症例1526例で調査(乳がん、肺がん、卵巣がん、すい臓がん、皮膚がん、骨腫瘍、脳腫瘍)
  • 10~70%のがん患者で検出(70%以上はすい臓がん、骨腫瘍、乳がん)
  • 細菌はがん細胞の中やマクロファージなど、免疫細胞の中にもいる。細胞には膜のバリアがあるがそれを破って侵入している。次はがん内部の細胞の役割について。
  • 発がんに関係?   細胞の中に入った菌がDNAを傷つけて発がんの原因となる。
  • がんの転移に関係? 細菌と一緒に血液中を旅するがん細胞は、遠い臓器にたどり着く。
  • 治療の効果に関与  抗生物質でがん内部の細菌を除菌すると、抗がん剤が効く実験結果がある。

がん発症や転移の仕組みが分かってくると、がん予防や治療方法の進歩につながるでしょう。大いに期待したいと思います。